part1
2019年11月3日開催
知的謙虚さ(知識の限界を知ること)は、社会を悩ませている分断や不一致の解決を、前に向かって進める可能性を持っています。研究会では、知的謙虚さを2回にわたって取り上げます。本日は、背景となっている哲学「徳認識論」(信頼主義的徳認識論と責任主義的徳認識論)を取り上げ、知的謙虚さが、高い認知能力を備えた人が持つ知識に関連した性格特性のひとつであること、それを持つ人の特徴が示されました。その後、有徳な目的に動機づけられ、検証に基づく信頼性を実現できる知的謙虚さを備えた人を、どのように育てていくべきかなどについて意見が交わされました。
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