2020年12月13日開催

成功を予測する認知的・非認知的要因について、Duckworthの2つの論文から話題を提供しました。米国陸軍士官学校の10年間の卒業生1万人のデータと、米国成人約1万人のデータを使った分析の結果です。米国陸軍士官学校の結果は、一般化できるものではありませんが、反復測定を使った長期的研究が、成功を導く要因の解明に役立つ可能性を示したものとなっています。また、米国成人の分析から、Big Five特性のひとつである勤勉性は、客観的成功と主観的成功の両方と関連のあることが明らかにされています。
意見交換では、勤勉性などを促進する介入の効果について、学校教育の場面と社会人教育の場面の違いについて、いろいろな視点から意見が出ていました。
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